【お金について知る】この激動の時代を生き抜くため、マストな知識①
みなさん、VUCA時代への備えは十分ですか?
コロナウィルス、異常気象、外国人労働者の流入、グローバル化、AIの人との代替 etc........
何が起こるかわからないVUCAと呼ばれる時代が目の前に迫っています。
今後、よりお金の重要性が増してくると思われます。
そこでまずは皆さん、現在もらっている給料についてしっかりと理解していますか?
私は全然理解せず、ただ「あー振り込まれてるなぁ〜、でもなんか結構引かれてるなぁ」ぐらいにしか考えてなかったので反省しています.........。
もしも私と同じように曖昧にしていた人がいましたら一緒に理解を深めていきましょう!!
ざっくり今回の内容を図で表すと以下のような感じです。
いきなり見てもよく分からないですよね。
順を追って説明していきます。まず収入と所得の違いはわかりますか?
結論、
収入とは単純にもらった金額のこと。
所得とは課税対象となる金額のこと。
税金の話をするときに収入税とは聞いたことないですよね。
収入にそのまま課税してしまうと、必要経費に対しても課税することになってしまい不利益を被ってしまいます。
事業者であれば、必要経費とは職場の家賃や物を売っているのであれば材料費などを指します。
一方会社員は必要経費を一人一人計算して、支払うのは難しいため上の「必要経費」に対し「給与所得控除」というとものが設けられており、収入額に応じて決められ、事業者と間に不公平が生じないようにしています。
事業者 : 所得=収入−必要経費
会社員 : 所得=収入−給与所得控除
しかしこの所得はさらに控除があります。
それは「所得控除」というものです。
上で説明した「給与所得控除」と「所得控除」は名前が似ているのでよく同じように考えられがちですが全くの別物です。
所得控除とは何か?
所得控除というのは結婚しているか否か、子供がいるか否など、その人それぞれの環境や状況に応じて税金を控除してくれるものです!
これは“申請”が必須で、会社員であれば年末に会社がまとめて行っています。(年末によく会社から扶養控除など書類の提出を求められるのはこのためです。)
まとめると
○給与所得控除 : 収入額により決まり、無条件で給与から差し引かれるもの。
○所得控除 : 家族構成など、その人本人の環境に応じて申請を行い、給与から差し引かれるもの。
ここまでをまとめる以下のようになります。
収入−給与所得控除−所得控除=課税所得
課税所得とは名前の通り、 課税対象となる金額のことです。
この課税所得から、社会保険料(厚生年金、健康保険、介護保険(40歳以上)、雇用保険)が差し引かれた金額が「可処分所得」となります。
可処分所得=手取りとなります。
今回何度も出てきた「控除」
次回はこの「控除」を増やすことで今まで無駄にお金を取られていたことを認識し、効率的に貯金を貯めていく方法を説明したいと思います!